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実際にリッチリザルトになる構造化データの種類

見た目が変わる種類は9つほど。有名な2つは廃止されました。Google公式ドキュメントに基づく現時点のリストです。

執筆: WebDoctor編集部·2026年9月15日·2 分で読めます


Googleの検索結果の見た目を今も変えられる構造化データは9種類ほどです。パンくずリスト、商品、レビュースニペット、レシピ、動画、イベント、求人情報、ローカルビジネス、ディスカッションフォーラム。FAQとHowToはもう含まれません。ギャラリーにあるそれ以外は、Googleが読むだけでほとんど描画しないマークアップです。

いまもリッチリザルトになる種類はどれか

このリストはGoogleの構造化データギャラリーと、その先にある種類ごとのページを、公開中のドキュメントと突き合わせたものです。どの行も、ページの理解を助けるだけでなく、検索結果の見た目そのものを変える機能です。

種類必要なもの実際に表示されるもの
パンくずリストListItemを2件以上含むBreadcrumbList。position、name、item結果の上に出るサイト内の階層。2025年1月以降はデスクトップのみ
商品販売者情報または商品スニペットのプロパティを備えたProductスニペット内の価格、在庫状況、評価。人気商品やショッピングパネルへの入口にもなる
レビュースニペット対応する型に付けたReviewまたはAggregateRating。author、itemReviewed、reviewRating星評価の行。事業者が自社を評価する場合は対象外
レシピnameとimageを備えたRecipe検索と画像検索でのレシピ表示。ItemListを足せば自サイトのカルーセルも
動画name、thumbnailUrl、uploadDateを備えたVideoObjectサムネイル、主な場面、BroadcastEventによるLIVEバッジ
イベントname、startDate、locationを備えたEvent日時と会場を含むイベント表示。実在する物理的な会場が必要
求人情報title、description、datePosted、hiringOrganization、勤務地を備えたJobPosting求人検索の枠への掲載。対応地域に限られる
ローカルビジネスnameとaddressを備えたLocalBusinessナレッジパネルの情報と店舗のカルーセル
ディスカッションフォーラムauthor、datePublished、本文を備えたDiscussionForumPosting「ディスカッションとフォーラム」への表示。記事ではなく実際のユーザー投稿のみ

Googleが廃止したリッチリザルトはどれか

3つあります。しかもその3つとも、更新されないままのプラグインや記事でいまだに勧められています。

  • FAQ。Googleは2026年5月8日に廃止の告知を追加し、2026年5月7日以降この機能は表示されなくなると明記しました。ドキュメント自体も2026年6月に削除されています。2023年9月の時点ですでに、政府機関と医療分野の著名で信頼できるサイトだけに絞られていました。獲得できるFAQリッチリザルトはもう存在しません。
  • HowTo。2023年9月に消えました。変更履歴には、このリッチリザルトがデスクトップでもモバイルでも検索結果に表示されなくなったためドキュメントを削除した、と書かれています。
  • サイトリンク検索ボックス。2024年11月にドキュメントが削除されました。この機能がGoogleの検索結果で提供されなくなったためです。

マークアップを残しておくこと自体に費用はかからず、他のシステムが読んでいる可能性もあります。古いのは、それでGoogleに枠が出ると期待する部分です。

構造化データはランキング要因か

Googleの構造化データのポリシーページは、順位が上がるとはどこにも書いていません。書かれている内容のほうが二度読む価値があります。構造化データに対する手動による対策は、そのページのリッチリザルトの対象資格を失わせるだけで、ウェブ検索での順位は変わりません。同じページは、Rich Results Testが通っていても表示は保証されないとも警告しています。つまり正直な言葉は「順位」ではなく「対象資格」です。マークアップが買えるのは、見た目の違う結果になる可能性だけです。

何も表示されなくても役に立つ構造化データ

バッジは出なくても入れる価値のある種類がいくつかあります。

  • Articleには必須プロパティが一つもありません。Googleの案内は、当てはまるものを足すというものです。author、datePublished、dateModified、headline、image。タイトルのテキストや画像、日付の選択がよくなります。トップニュースに載るためのマークアップ要件はありません。
  • Organizationにも必須プロパティはありません。一部は検索上で自社を一意に特定させるために働き、一部は検索結果やナレッジパネルに出るロゴなどの視覚要素に反映されます。

どちらもすぐ終わり、どちらも理にかなっていて、どちらもクライアントに見せられるスクリーンショットは生みません。

自分のマークアップが何の対象になるかを確認するには

Google製のツールが2つあり、答える問いが違います。Rich Results Testは開発中に1ページを検査し、そのページがどの機能の対象になるかを教えます。Search Consoleのリッチリザルトのステータスレポートは、公開後にサイト全体で何が起きたかを、テストしようとも思わなかったページのエラーも含めて教えます。Googleは前者を制作中に、後者を監視に使うよう勧めています。

ただし、どちらも一番大事なことは教えてくれません。半日かけて実装したその種類が、いまも何かを生むのかどうかです。まずギャラリーのページを見てください。載っていなければ、それはもうリッチリザルトではありません。技術面の全体像については、当サイトのAI対応度チェッカーが構造化データをクローラーのアクセスやメタデータと合わせて確認し、AI対応度ガイドが各項目の意味を説明しています。

優先順位について最後にひとつ。マークアップが効くのは、Googleがすでに到達してレンダリングできるページだけです。サイトマップが壊れていたり読み込みが遅かったりするなら、先にそちらを直してください。後半についてはCore Web Vitalsのガイドが扱っています。

構造化データリッチリザルト

Frequently asked questions

2026年にFAQの構造化データはまだ意味がありますか
Googleの検索結果では意味がありません。FAQリッチリザルトは2026年5月7日以降表示されなくなり、翌月にはドキュメントも削除されました。マークアップ自体は有効なschema.orgのままで他のシステムが読む可能性はありますが、Google検索で見た目が変わることはもうありません。
構造化データを追加すると順位は上がりますか
直接は上がりません。Googleのドキュメントは構造化データを順位ではなくリッチリザルトの対象資格として説明しています。ポリシーページも、手動による対策はその資格を失わせるだけでウェブ検索の順位は変えないと述べています。表示の話であって、てこではありません。
最初に入れるべき構造化データはどれですか
サイトに階層があるならパンくずリストです。手間が少なく、ほぼすべてのページに当てはまり、デスクトップでは実際に表示が変わります。その次は、そのページの実態に合う種類を足してください。商品、レシピ、イベント、動画、求人情報、ローカルビジネスなどです。
マークアップは有効なのにリッチリザルトが出ないのはなぜですか
有効であることは約束ではないからです。GoogleはRich Results Testを通っても構造化データの表示は保証しないと明言しています。品質、検索クエリ、Googleがどの形式の結果を選ぶかも関わります。実際の状況はステータスレポートで確認してください。
古いHowToやFAQのマークアップは削除すべきですか
急ぐ必要はありません。どちらもGoogleでリッチリザルトを生まないのでその点では役に立ちませんが、有効なマークアップがペナルティになることもありません。テンプレートの邪魔なら消してください。自動生成されていて他のツールが読むなら、残しても損はしません。

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